なぜ、液体なの? 呉須の主成分は、酸化コバルトという金属です。 鉄よりも固く、硬度は5.5(鉄は4〜5)になります。ですから一度固まった呉須を乳鉢で一生懸命擦っても、焼くと「ツブツブ」になってしまいます。 ※写真1、写真2を参照 絵具として使用する場合は常に液体の状態で保存することが大切です。 またその濃度も同じであることが望ましいです。一度使って同じように描こうとした場合やもっと薄く描きたい、もう少し濃く描きたい等、以前に焼いた物を参考にして絵具を使われると思います。その時に、濃度が以前使った時と違うと焼いた物が参考になりません。毎回自分の感覚だけで色を決めていくことになります。それでは自身の望む色にはなりません。 だからこそ液体で一定の濃度の絵の具が必要になるわけです。 容器に関しては、密閉度が高く中栓の無い使いやすいものを選んでいますので濃度変化が殆どありません。 容器の販売 上記で買った絵具を2倍、4倍と水を入れて薄めることで自分だけのオリジナルの色が作れます。混ぜたときの色と焼いた時の色は違いますので必ずテストサンプルを創って焼いて確認をしてください。好みの色になるように調整してみましょう。 容器の販売(調色用密封びん)はこちらをクリックしてください。 ボールミルで粉砕、水と混合し、すぐ使える様に調合した呉須を販売しております。 |